(5)「通過儀礼カナ?」
マサ(眞栄田郷敦)は佳奈花(加藤柚凪)の父親役として三か月の試用期間を認められ、ふたりは一緒に暮らし始める。幼稚園に入れようとするおばちゃん(宮崎美子)に対し「行かない」と頑なな佳奈花。人の心を読む能力を持つ自分には友達を作る資格がないと思い込んでいるのだ。一方、佳奈花を取り戻そうと警察署に乗り込んだ沢田(武田真治)に署長の桐島(桐山漣)が近づく。桐島はマサに対して腹に一物を持っているようだが…?

(6)「友達100人、できるカナ?」
佳奈花(加藤柚凪)に友達を作ろうと、ばっちりスーツで決めたマサ(眞栄田郷敦)が公園を訪れる。だが、堅気には見えないマサの姿に遊んでいた母子たちはクモの子を散らすようにいなくなった。と、お嬢様風の英子(落井実結子)だけはマサにひるまずブランコをこぎ続ける。マサは隣で佳奈花を遊ばせるが、初めてのブランコに佳奈花は苦戦。手取り足取り教えるマサを馬鹿にする英子の心を読んだ佳奈花は必死にブランコをこぐが…。

(7)「怒っちゃうカナ?」
マサ(眞栄田郷敦)が夏影家の当主(飯田基祐)から呼び出しを受けた。英子(落井実結子)がケガをした責任を押し付けられるのではと心配する佳奈花(加藤柚凪)に、勇介(前田旺志郎)が高校時代のマサの100人切り伝説を聞かせ、「怪物になったマサは誰も止められない」と追い打ちをかける。一方、宮園(小野了)の案内で夏影邸についたマサを英国貴族のような夏影が出迎える。そしてマサにある提案を持ち掛けるが…!?

(8)「友達カナ?後輩カナ?」
友達を選ぶのは親か、子供自身か…。佳奈花(加藤柚凪)と英子(落井実結子)の教育方針をめぐって決闘をすることになったマサ(眞栄田郷敦)と夏影(飯田基祐)。方法はなぜか卓球だ。中国人コーチをつけて猛特訓をする夏影に対し、100均のピンポンセットで勇介(前田旺志郎)相手に練習するマサは空振りばかり。一向に上達しないまま決戦当日を迎える。父親の意地を賭けた“負けられない戦い”が始まるが…!?