生卵の卵白には「アビジン」という成分が含まれており、摂取することで猫の身体に良くない影響を及ぼします。では、一体どんな成分なのでしょうか?

ビタミンの一種に「ビオチン」という皮膚炎などを防ぐ役割をする物質があるのですが、アビジンを接種することでこのビオチンと結合し、ビオチンの持つ本来の働きを妨げてしまいます。結果、猫は「ビオチン欠乏症」となり、皮膚炎や結膜炎、脱毛などを引き起こします。