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点数表示が中途半端な謎を解明していきましょう。

こちらも諸説ありますが、最も有力なのが“時計の文字盤説”です。かつてテニスの試合をする時には大きな時計を持ち出して、それで得点をあらわしていた名残だと言われています。

大きな壁掛け時計を思い浮かべてみてください。遠くから見分けられるのは0と15、30、45の位置ですよね。それで、15単位になったというもの。

でも、ちょっと待ってください。0と15と30はそれで説明つきますが、なぜ次は45でなくて“40”なんでしょう。

それは、発音。“45(forty-five)”の発音はめんどくさいけど、“40(forty)”なら簡単です。テニス会場で“40(forty)”といえば、みんな「あ〜3点目だね」と分かります。

つまり、後半を略しちゃったんですね。