感動を売りにすべきアニメではないことは確かだね。
このスレみてわかるように、虐めの本質や根本といった部分は解決されていないし、登場人物たちの抱える心の痛手や闇も完全に払しょくされたわけではない。
アニメは所詮ツクリモノだが重要なのはそれを観た生身の視聴者が、モヤモヤや違和感に対して自分ならどう動く？って解決策を考えさせる部分にあると思う。
もちろん制作側にそれだけ深い問いの投げかけを意図していたかはわからないが、少なくともこの作品で何か単純な肯定や批判以外の「ひっかかり」を感じることができたなら、そしてネットでもいいから意見の交換ができる場があるなら少なくとも無意味であったとは思わないな。
