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・忍野 忍「苦しんで苦しみぬいて この世にこれ以上の苦しみなどあるわけないと思うても それを易々と超える不幸が。
人の身で知りうる限りの、最高の不幸がうぬの人生を支配するじゃろう。
それが 人ならぬ力を持って生まれた者の 運命(さだめ)じゃ。
うぬはいずれ、世界の形そのものを変えてしまうだろう」

・ C.C.「これは契約。力をあげる代わりに私の願いを一つだけ叶えてもらう。
契約すればおまえは、人の世に生きながら、人とは違う理で生きる事になる。 異なる摂理、異なる時間、異なる命。王の力はおまえを孤独にする」
・北村紗衣「エルサは類いまれな才能を持っているが、シャイであまり人付き合いの得意な人物ではない。 本来であれば、エルサは【ひとりで氷の城に住み、女王としての責任から逃れて浮き世離れした芸術家のような暮らしをするほうが幸せ】なのかもしれないが、ディズニーはそういう結末にはしなかった。 『アナと雪の女王』第1作は、エルサがコミュニティに復帰することがあるべき責任の果たし方である、という終わり方だった」