19人が殺害された障害者殺傷事件から2年。
「意思疎通できない障害者は不幸しかもたらさない」。植松被告が語った動機は大きな衝撃を与えた。NHKは、命を狙われた入所者を事件直後から取材。障害者の意思をくみ取る支援を受けながら、新たな暮らしが始まっている。さらに社会では、被告との接見にのぞみ、事件を乗り越えようとする人たちも相次いでいる。被害者や家族、そして事件と向き合う人たちの模索の日々を見つめる。