コタツ曹長は別の炬燵から81mm迫撃砲を取り出し慣れた手付きで組み立てて行く。
空を睨み冷静に風向きを読むと補正を加えて照準を調節した。
そして砲弾を砲口へ滑り込ませる。
滑り落ちた砲弾は自重で撃針を叩くとポンっと軽い発砲音と共に渋谷駅目掛けてと飛び出して行った。