少年の日が、ニ度と帰らないように、メーテルもまた、去って帰らない。

人は言う。
999は鉄郎の心の中を走った青春という名の列車だと。

今一度、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。
今一度、万感の思いを込めて汽車がゆく。

さらばメーテル。
さらば銀河鉄道999。

・・・・・そして 少年は大人になる。