芥川龍之介はさー
いろいろ家族の経済的なこと(義兄が、姉と子供と借金を残して鉄道自殺)や頭を病んだ友人作家のこと、ズルズル切れてくれない愛人など
いろいろな悩みもあったんだろうけどそれで胃腸をやられて痔になり
ろくに眠れなくなった挙句
「閃輝暗点」という目の病気にかかってしまったのがトドメだったと思う
当時はそういう病名もなかったので、いきなり視野の中にキラキラギザギザの車輪が現れてくる症状が
自分の頭が(友人のように)狂ってしまって幻覚が見えるのだと思いこみ悩んでしまったらしい
今じゃ眼科で見てもらえるし、偏頭痛の前触れとしてよく知られた病気なのに
現代に生まれてたら死なないで済んだかもと思う