NHK大河「鎌倉殿の13人」“劇伴”への違和感…音楽にもウソが通る社会が反映される|三枝成彰の中高年革命(日刊ゲンダイDIGTAL)

もとより悪意があるはずもないのだろうが、私などは「剽窃(ひょうせつ)」だと考えてしまう。
もちろん「鎌倉殿の13人」は優れた作品だし、作曲家のコール氏も、ゲームやアニメの音楽を多く手がけてこられたようだが、才能のある人なのだろうと思う。

「著作権が切れてパブリックドメインになった過去の名曲を引用したぐらいで、目くじらを立てるな」と言う人もいるかもしれない。
私の考えが古いのだろうか? それでも「世の中の方がいつのまにか本筋からそれてしまったのだ」と思うことにしよう。