「牛乳のワナ」船瀬俊介著|長生きする読書術(日刊ゲンダイDIGTAL)

牛乳は体によいと信じてきた人には、本書は戦慄の内容である。牛乳は飲めば飲むほど体に害を及ぼし、各種のアレルギーや動脈硬化、そしてがんも招くと警告しているのだ。

そもそも牛乳は、子牛以外の動物が飲むようには作られていない。体重が1日に1キロも増えて急成長する子牛にとっては完璧な飲み物だが、人間の子供が飲めば臓器への負担となる。
まして、成長の止まった成人がこのような“成長促進物質”を飲み続けることは致命的な過ちだと本書。