【リビアへの米欧攻撃 北朝鮮「反人倫犯罪」と非難】
http://www.asahi.com/international/update/0322/TKY201103220339.html
北朝鮮報道官によるヒステリックな非難を引くまでもないだろうが、
対リビア攻撃は極東情勢に与える影響も重大である。
今後、外交交渉によって北朝鮮の核開発問題を解決する可能性は
殆ど無くなったと言っても過言ではあるまい。
少なくとも、リビアに中距離弾道ミサイル程度の軍備があれば、
欧米は対リビア攻撃に踏み切れなかったであろうことを考えれば、
北朝鮮やイラン(中国やロシアもそうだが)の指導者が対リビア攻撃から
どのような教訓を学んでいるか、想像に難くないだろう。

米オバマ政権が打ち出した(敵対国家との)対話外交にしろ、
核無き世界といった外交理念にしろ、ほぼ実質は無く、
大した実績も残せず、理念倒れの画餅に終わったのである。