○百田尚樹NHK経営委員の言動について

【フリーランス・横田記者】
安倍総理に近いとされるNHK経営委員の百田尚樹氏が、10月25日の「正論」主催の講演会で有田芳生参議院議員を中傷する発言をした。
有田氏の父親は海外の政党幹部の名前の一部をとった。この父親はアホだ、子どもも大バカだと。これはNHKの経営委員として不的確ではないか。事実関係を調べて抗議等検討されるのか。
この講演会で百田氏は朝日新聞廃刊運動をすると言った上で、会場で産経新聞の購読申込書が配られた。NHKの経営委員が特定のメディアの広報・販売宣伝役をしていた事実をどうお考えか。

【幹事長】
まず前者については、当事者である有田先生ご自身がどういう判断をされるのかということが一義的な問題だと思います。報道などを通じて承知はしておりますが、事実関係を含めてまずご本人がどう判断されるか。
それに対して党としても協力・支援しろという話でもあればまたご相談しますが、むしろ有田先生にお尋ねをいただければと思っているところであります。
後者についても、いろいろと申し上げようと思えば申し上げることはありますが、これは両説あるのかもしれませんが、そもそも最近非常に次元の低い話が国会答弁なども含めて出てきている中で、一々それにどれぐらいおつき合いするのか。
私は、日本の民意は真っ当な議論、真っ当なあり方というものに、若干の時間はかかっても間違いなく収斂すると確信していますので、同じ次元でどこまでやり取りするのか。私はあまり同じ次元でやる必要はないと思っています。

http://www.dpj.or.jp/article/62340#07