「ためしてガッテン」や「ダーウィンが来た」等を手がけた現役プロデューサーが、趣味のSMが高じて交際相手に後遺症の残る大怪我を負わせた。SM写真家としても活躍していたというから驚くばかりだ。
6日発売「週刊文春」によると、このプロデューサーは現在、地方局勤務。
事故発生は約3年前。不倫関係にあった子持ちの独身女性を大阪のSMバーで緊縛し宙づりにして放置。過激SMプレーの果てに女性は神経が圧迫され全治4ヵ月以上の「橈骨神経麻痺」と診断。女性は左半身麻痺の後遺症がある。
橈骨神経麻痺とは、腕の中を走る神経の1つである橈骨神経が硬い物と骨との間で圧迫されると起きる。指を伸ばしたり手首を手の甲側に起こしたりする神経の為、麻痺すると手首がだらりと垂れ下がった状態になる。
このプロデューサー、石舟煌のペンネームでSM写真家としても活躍していた。SMファンの集まるイベントにも参加、ハプニングバーなども頻繁に出入りしていた。
2014年に女性を家具に見立てたSMイベントを開催後、大阪のSMバーで女性の胸を医療用メスで切り裂いて撮影したという、とんでもない事までやらかしている。
このプロデューサー、同誌の直撃にも「分からない」の一点張りだ。
夕刊フジの取材に対し、NHK広報局は「プライベートなことについては回答を控えさせていただく」とのみ回答している。
このプロデューサーがかかわっていた「ダーウィンが来た」をめぐっては、9月に高校生の自転車を盗んだとして静岡県警に逮捕された静岡放送局の副局長(53)もこの番組の出身と不祥事が続いている。