一応言っとくと、高橋克彦先生はあっち側の人(SFも書いてるけど、本業(?)は大河ドラマ原作を2本書いてる時代小説家で、そっちの賞も貰ってる)
何しろ、ノストラダムスブームの時、オカルト関係の人と対談してはどんなヨタ話でも信じ込み感動して泣いちゃってたような先生なので
よく歴史作家なんてやってられるもんだと思うけど、乏しい史料を創作と独自史観で補うのが歴史作家の仕事か
ちょっと前には、荒俣宏と東北を旅したりもしてたけど、もう70過ぎてんだなあ

SFの定義はSFファンの数だけあると言われてる
「現実的で論理的なのがミステリー、非現実的で論理的なのがSF、現実的で非論理的なのがホラー、非現実的で非論理的なのがファンタジー」
謎を謎で説明していて結局説明になってないけど、本当にある、あった出来事だと強調したがるのがオカルトで、
リアルで筋は通ってるけどあくまでフィクションなのがSF、といったところか

SFマガジンがオカルトも扱ってたのは、編集長の南山宏御大が日本で第一人者と言えるほどのオカルト研究家だったせいもある
本場アメリカじゃ、オカルトに傾倒しすぎたSF雑誌の編集長が追い出されてオカルト誌を創刊したりしてる