五輪後見据え、受信料値下げ検討 NHK会長 ネット配信では民放と協力
日本経済新聞 2018/2/5 17:57
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2653162005022018TI1000/

NHKの上田良一会長は5日、日本経済新聞社などのインタビューに応じた。2018〜20年の3カ年の経営計画で見送った受信料の引き下げについて、
20年の東京五輪後を見据え検討を続ける意向を明らかにした。インターネットでテレビと同時に番組を配信する「常時同時配信」では民放と協力する考えを示した。肥大化懸念の払拭には「視聴者の信頼が基本」と述べたが、

足 元 で は 不 祥 事 が 続 い て お り 道 の り は 遠 い 。

(中略)

NHKがネット関連事業を拡大することに対しては民放などから肥大化を懸念する声も根強い。上田会長は「公共的価値という軸足を意識しながら、社会的な情報インフラとしてしっかりやっていくことが大事。どんどん大きくなればいいとは思っていない」と話した。

公共メディアへの進化について理解を得て、肥大化懸念を払拭するには「視聴者、国民の信頼が基本にある」としたが、

N H K で は 1 7 年 の1年 間 で 受 信 料 の 着 服 が2 度 発 覚 す る な ど 不 祥 事 が 絶 え な い 。

上田会長は「個別の不祥事への対応も必要だが、NHKの職員には公共放送という大きな力を持っていることに伴う責任がある。責任ある人が最低限守らないといけないことに関する教育をもう一度徹底させる」とした。