わくちゃんのいない土日の俺は捨てられた仔猫のようだ。
飼い主さんが戻ってきてくれないかな?
他の誰かが保護してくれるのかな?
いっそこのまま虹の橋に行ったほうが幸せなんじゃ?
輪郭のはっきりしないぼやけた考えが、混ざりきらない絵の具のように頭の中で浮かんでは消えて、日に日に寒くなる空の下で震えながら眠るのです。