伊集院光、Eテレ『100分de名著』の中でロジェ・カイヨワ『戦争論』の解説を受けてとんでもないことが思い浮かぶも言わず「そういうことと日夜戦ってる」


 TBSラジオ系『伊集院光 深夜の馬鹿力』にて、伊集院光が、Eテレ『100分de名著』の中で、ロジェ・カイヨワ『戦争論』の解説を受けてとんでもないことが思い浮かぶも、言わなかったと告白していた。

「今週気づいたこと。
 結構、大変だなぁっていう。
 Eテレ出たり、朝のラジオ出たり、ゴールデンのクイズ番組出たりあと、こういうどうかしている時間帯に、どうかしてる人が聴いている番組にね…君のことだよ、どうかしてるっていうのは。
 あ 言い返せ、言い返せ。そう、俺のことだ。

 で、全部に出ます。
 全部に出る伊集院光は一人じゃないですか。
 だけどさ、TPOっていうものがあるじゃないですか。

 『100分de名著』っていう、Eテレの番組に、随分長く出してもらってるんですよ。
 それで、その名著と、古今東西、名著と呼ばれる本を、25分番組、計4回で読み解くっていう。

 で、凄い有名な本から、インテリジェンスの高い高い人は知ってるけど、一般にはあまり知られていない本から、いろんな本を取り上げて。
 で、その専門家の人が来ます。

 NHKの女性アナウンサーさんと、その講義に来る先生はもう読んで。
 あらかじめ読んで取り組むけど、自分は読んでない状態から聞き手になって、で、質問をぶつけたりして、理解していく。
 1ヶ月の全4回で25分かける4回の100分で、理解していくみたいな番組。

 随分長くやってるんですけど、ついさっきオンエアしてた、今月が大江健三郎(笑)で、先月のテーマだったのがロジェ・カイヨワっていう人の書いた『戦争論』っていう、凄い堅い本で。
 100分間かけて、大づかみで自分が掴んだところによると、戦争っていうのは、誰のせいで何がきっかけで起こるっていう考え方ではなくて、人類が進歩していくと戦争になるっていう。