>>116

つぶやきから

一日働いて帰ってくる。
家の近くのお総菜屋の店先は
客もとだえて
売れ残りのてんぷらなどが
棚の上に まばらに残っている。
そのように
私の手もとにも
自分の時間、が少しばかり
残されている。
石垣りん「貧しい町」より。
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2019年5月17日
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見えてくるのは、逆風のなか、すっくと崖の上に立つ石垣りんだ。
胸に沈む後悔や反省を愛(かな)しみながら、何かを見ている石垣りんなのだ。
戦争、女性、老い。
40年以上前に解放された言葉は、古びることなく直接いまの私に響きまくる。
「ユーモアの鎖国」(石垣りん、ちくま文庫)136
#まいにち机
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2019年5月16日
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