かの八甲田山では、泳いで助けに行くと叫んで次々川に飛び込んでは氷地蔵になって逝き、
3人目あたりでやっと誰かが止めたという逸話もある
極限の環境で狂気に陥った人が出たら、ただでさえ止めようにも止められない上に、
止めようとした人も体力と同時にSAN値がみるみる下がって、という悪循環に陥るので、
チート級の体力もなければ回復や移動魔法も使えない人は、自分だけでも助かる道を探すべき

ディアトロフ峠の場合は、仲間の衣類を防寒着や履物として身に付けていたメンバーがいるので、
おそらく最初の頃に力尽きた人の服は、自分で脱いだ可能性もないこともないが、仲間に脱がされたらしい
結局、この事件(事故?)の謎は、テント内で防寒着や靴を脱いでくつろいでいた状態で、
なぜテントを内から切り裂いて極寒かつ暴風の雪中へと走り出て行ったのかという点に尽きる
そう考えるとメアリーセレスト号と若干似てる気もする