北条弥五郎、五代執権時頼の長男でありながら謀反の疑いをかけられ
誅殺された北条時輔の忘れ形見である。
後にこの処置を恥じた時宗から、寄合衆に取り立てようとの申し入れ
を受けたが堅苦しい鎌倉暮らしを返上、放浪の旅に出た。