>>768
慈学社出版 吉田正志「仙台藩の罪と罰」
もなかなかに面白いですよ。
主に伊達治家記録の研究なんですが、政宗の遺風が藩政に大きく残っているのが分かる。
時代劇でも有名な「武家の定法・慣わし」と言われるものが一様に適用されず、いったんトラブルがあれば、時と場合、相手との身分差を考えてうまく立ち回らないとまずいという事例の説明が豊富。