「独眼竜政宗」は昭和62年の放送であるが、昭和天皇の健康状態が思わしくなく、もしものときには放送休止になることも検討されていた

第49回 1987年12月6日に放送された 「母恋い」 がそれで、潰れてもいいような内容のもの
最終回の手前でなんでこのようなものを放送するのか、と思われるだろうが、昭和天皇にもしものことがあった場合、これは放送されずお蔵入りになっていた可能性もあった

翌年の昭和63年に放送された「武田信玄」でもこれは引き継がれており、もしかしたら放送休止で1回短縮になるかもしれないという可能性があったが
一度も放送休止になることはなく、最終回まで放送された

そして翌年の「春日局」は、第1回はなんと昭和64年1月1日の元日に放送、しかし視聴率はかなり低かった
そして次の週の日曜日は平成元年1月8日、この日は昭和天皇の崩御の翌日にあたり、特別番組編成になってしまい、大河ドラマの放送は休止

NHKもこれに懲りて、年末年始は大河ドラマの放映はせず、1月7日以降に第1話を放映するというパターンが定着した