>>823
ここで不人気の八重土下座回に繋がってくるんだけど
それまでの会津視点、会津は悪ぐねぇという思考から
攻める側の薩摩藩士の娘への視点への転回を経て
八重は真の日本人となり得た。
一方、佐川官兵衛はあくまで薩摩許すまじとの思いで
西南戦争に参加するし、山川浩にしても熊本城に入場するも
元賊軍としての蔑視から逃れられず、弟健次郎に自らの思いを
託し退場してゆく。
山川一族を主人公に据えるべきだったという意見をたまに聴くけど
後半生の教育者、篤志看護婦としての姿こそ八重が大河主人公に
ふさわしい在り方だと思える。