あくまでも文献史学に基づいた超真面目本で、今後の研究への問題提起を主題にしてる感じだから、物足りなく感じる人もいるかも
「食うための戦争」論への研究者によるきちんとした反論は初めてになるのかな
あと片桐氏は為景の母を側室としていたが、これが例の高梨氏?
為景の例から、能景の正室も上杉一族であってもおかしくないけどね
これが伝承の上杉維信こと八条中務の姫だったりして
八条家の越後での活動期と能景の活動期がリンクするし、八条家と為景の対立は根が深そうだしね