その後藤本は完全にエース待遇を受け次々と総力を結集したドラマに起用され続けている
他方山本は今度の伝七でも複数いる中の2番手
ドラマ性という点で評価に差がついてしまったようだ。国際的な品評会で平安室町が
理解されるはずもなく八重や坂の上は題材的に圧倒的に有利ということもある

たぶん今年の森下の評価もNHK的にはすこぶる高い
幕末の戦いと平安の戦いを同列に論ずることがナンセンスであるのと同じく
いくら戦国といっても戦争によって生き残ったのではないおんな城主と
幕末のジャンヌダルクが売りの大河を比較して戦争描写の優劣を競っても仕方ない
要は巧みな人間ドラマを生み出しているかだ
この点で山本は上記2人の才女ー天才と秀才ーの後塵を若干拝する
とはいえNHKにおける山本の冷遇は少々気の毒に思えるーテレ東石川五右衛門でも
3番手ぐらいだったはず

何を言いたいかと言うとこの3人を超える男の脚本家なんて滅多にいないから