8話あらすじ
平氏サイド
そもそも脳筋警護職武士出身の平氏忠盛が鳥羽上皇に寺(ロケ地/三十三間堂)を寄進できるほどに
超ド金持ちなのか、その理由がやっとのことで明らかに。龍馬は異国情緒あふれる長崎…ではなくて、
忠盛は博多は大宰府の役人に院宣を偽造し、だって筆跡鑑定もハンコもICチップもないじゃんねてへぺろとばかりに
密貿易をやって大胆にもがっぽがぽ稼いでいたのである。金持ち父ちゃんの明るいダークサイド恐るべし。
いつになく絶好調な梅雀家貞は清盛に宋銭での商いハウツーを教え、清盛も興味津々、喋る鸚鵡も買ってしまう。
一方、六波羅では忠正オジキはいつになく十文字疾風っぽくカッコよく登場し、出来のよい素直なおとうと家盛に、
忠盛ファミリーの暗部担当はあほぼん清盛が相応しいのだと苦い台詞を吐いていた。
博多から戻った清盛は兎丸ほか愉快な仲間たちがいつのまにか宋の密輸品を売りさばいているのを見つけ慌てるが、
また通憲さんのナイスな勘違いにフォローされ、うんまぁいいよね楽しいよねというノリで、
もしかしたら故宮博物館級かもしれないブツを文化祭のバザーな感じで売って猪肉も食ったりしてめっぽう楽しんでいた。
しかし、そんなお店屋さんごっこも束の間、摂関家の正方形の息子、山本頼長に呼び出しを食らう。
どこでどう間違ったのかあの喋る鸚鵡がよりによって頼長に見つかっていたのである。
脳みそに出勤タイムカードキーパーだけでなくスケジューラーと、加えてカレログとQuickOfficeをも積んでいる頼長は
どこの右京さんかとばかりに調べ上げ、清盛の密貿易および忠盛の偽の院宣疑惑を問い質すのであった。
清盛は、俺はー!宋の国みたいに豊かになればいいと思ったしー!それを今言おうと思ったしー!と
かなりしんどい言い逃れをしたがやっぱりボロクソに敗けた。しかし明子たんにややができた。
一方、実はひそかに小さな恋のメロディしていた出来のよいおとうと家盛は、ピンクの似合うかわいこちゃんをフって、
平氏をより強く固めるため家成Pの持ってきた政略結婚に乗ることにしたのであった。

藤原摂関家サイド
やっと俺達のターン!藤原正方形の父!藤原悪い顔の兄!藤原大天才の弟!ブラックティースホワイトドラゴン!
レジェンド御堂道長の時代…摂政関白として朝廷を飲み込み政を牛耳るバブルよもう一度…と願う正方形なのだが、
経書が脳みそ頼長17さい内大臣は得子に骨抜き鳥羽上皇に愛想を尽かし、すぐにでも政治を動かしたいと野望を隠さずにいた。
菊を愛でる重陽の儀に代理で出たものの、北面ボーイのいけ好かないイケメン義清が骨抜き上皇に媚へつらった歌なんぞで
へーこらしてるのは実に我慢ならんのである。しかしもっと我慢ならんのはまたしても正方形のコネで…とへーこらしてきた
源氏の小汚いおっさんである。しかしこいつ面白いものを持ってきた。よし、こいつはこれから末永くパシリに使おう。
で、この鸚鵡と青白磁の件で清盛のアホを呼び出していじめてやったのだ。ざまーみろ。
だが下級貴族の通憲がまだ居残っていて、実は上皇と平氏ってもうズブズブの関係だしー、と痛いところを突いてきた。
それはこれから俺が粛清するのだ。しかし宋の国を見たのは実はグーグルアースで見たのだとバレなくて良かった。

朝廷サイド
鳥羽ちゃん菊祭りを開くも水仙の名残いまだ懐かしく、しかし懐の得子は春には子供を生むし、政は…(思考停止)
たまちゃんはそういえば水仙があったわねとか今になって思い出したりしていた。
一方、寂し過ぎる崇徳帝は上皇の前で詠った義清をネチネチ責めていた。
御簾ワープまで会得した崇徳帝(ハイパーヤンデレバイオレット態)に縋りつかれ、もはや義清の人生は詰む寸前。

源氏サイド
義朝は健気な手紙を書きながら、リアルモンハンin相模国を戦っていた。こんがり肉を焼いていた。
もはや坂東王じゃなく山賊王になりつつあるけども、義朝の野望は地味に続いていた。
そんな息子の心を本当〜に分かっているのか、為義は自宅にお猿を飼いながら、どこで買ったのか喋る鸚鵡を
頼長に賄賂として差し出していた。正方形の時も同じようなことをして痛い目に遭ったのを学習していないらしい。
あと熱田神宮のお姫様が身に覚えのない態度で迫ってきた。何故だ。俺の息子の嫁がこんなに可愛くて位が高いわけがない。

おまけ
赤い…みすず学苑だと…