持っているが精読していない。
この本における河内批判は、正直あるまじき人格攻撃であり中傷だと思う。
このことがかなり影響している。内容的には(正確さを欠いて申し訳ない)

「武士は王家の犬ではなく朝廷からも尊崇された階層」
「信頼は有能な軍事貴族」
「極官を超えたことから推察して清盛は落胤である」(結論ではなく推論方法につき)
「義朝の左馬頭はその地位からすれば上等の成果であり不満はなかった」
「重盛は実質的な政権の主宰者成親に取り込まれて清盛=時子ラインから離脱していた」

などの御説は、素人考えでもなかなか受け入れがたい。