少なくとも教育パパから見た場合の清盛は、自らをスケールの大きな清濁併せ呑む男に育ててくれた忠盛の
足元にも及ばない。何しろ自分は体制を破壊した破天荒人間でありながら、息子たちには体制で上手に生きていく
教養と作法を仕込むことに一生懸命。これでは自分に越える、せめて匹敵する息子たちは現れようがなかった。

これはその通りだな