3時のコーヒータイムに開いたら、例によってやってたので一筆書いた。修正の上再掲↓

出たよ、京都は湿地だからー。
紀元千年頃には既に左京は廃れ、羅城門は破れ門となり果て、朱雀大路も荒れ放題でぺんぺん草が生える状態。
賑やかなところでもインフラは未整備で、舗装道路なんぞあるはずもなく、側溝はろくに清掃をしないもんだから、
早くから詰まって使いものにならず、雨が降ればあっという間に賀茂川が氾濫し、庶民がおおらかに路上で垂れ流したウンチやゴミで
市中は満たされる。当然、衛生状態は最悪といってよく、たびたび疫病に襲われた京の町は貧者・病者・孤児で溢れた・・・
このような古代中世型の人工都市である京が、昔は湿地帯で周囲に水脈豊かな山麓を抱えるという自然環境ただそれだけで、
「埃一つ舞わない」綺麗で侮蔑する某国とは似ても似つかぬ衛生的な都市だったんだとさ。

本郷和人「ボクは昭和35年生まれですが、その当時は東京も舗装されてないところがいっぱいあって、
ちょっとしたことで埃が舞っていましたよ。犬の糞もたくさんありました。900年前の京がキレイなわけないじゃないですか」。

そういう京を表現するために白い粉を撒くのと「撒きすぎ」とは違うから。
撒きすぎに問題があったのならば、控えめに撒けば良いのであって、批判を受けたからいっさい撒かないヘタレぶりは、
NHKの退行現象と言わざるをえない。