>>349 そのどこぞのレビュアーさんは意外に、美男美女がドラマの主役をやるのは当たり前という人だったと思います。レ
ビュー(?)を見ていても「大河ドラマや朝ドラの主役は美男美女ばかりだーッ!おかしいーっ!!」とは全く言っていなかっ
たはずです(笑)。

第43回「議題草案」より

れんと寺岡が会っている。寺岡の独り言(れんがいないとき)「幕府がおぼれる寸前だと言うのに何をしている。都にさえお供
できない自分に何ができる。留守番をしているだけじゃ。日本国中大戦(おおいくさ)になればいい。さすればお供も留守番も
ない。暴れまわってやる」そこにれんが戻ってきたので寺岡の独り言は中止になるが、寺岡よかったね!この後鳥羽伏見やら会
津戦争やらで「大戦になったので思う存分暴れまわれたはず」である。しかし寺岡が戦で暴れまわるシーンってあったかなぁ?
そもそも本作鳥羽伏見はあっても、会津戦争はやらないが。しかしこの後の会津の地獄を思うと、大原麗子(笑)と酒を飲む方
が幸せな日々だったと思う。

今回の西周だが、以前の勝海舟と同じく、フランスからの借款は危険という事を慶喜に話す。こういう「フランスに頼りすぎる
のは危険」という情報が手を変え品を変え出てくるのも本作のいいところだと思う。西周の講義と老中などの面会を両立して行
ったり来たりする慶喜の忙しい感じがいい(良く分からないがこの行ったり来たりするのも史実なのだろうか)。

それにしても最後の兵庫開港の件、「朝廷の勅許が大切!」と繰り返してきた慶喜が、いきなり勅許なしでパークスに兵庫開港
を許可したので唖然として意味が分からなかったのだが、それも含めての慶喜の作戦という事なんだろうね(理解するのに時
間がかかった)。