第44回「倒幕」より

勅許を取らず兵庫開港した慶喜に、公家も幕府も大騒ぎ。さらにイラついている様子の薩摩の小松帯刀と大久保一蔵。小松が
「今度こそ一橋に出し抜かれぬよう段取らねばならぬ!」大久保「ご家老!!それを仰せにならないで下さりませ。この大久保
二度も三度も出し抜かれませぬ!」うーん、ここの大久保が「策謀家のプライド」に溢れていて実にいい。これだよこれ!こう
いう大久保が見たかったんだ。何度も繰り返すが「西郷どん」の大久保は全くカッコ良くなかったし、「花燃ゆ」に至っては出
演さえしてなかったからなぁ。

松島が美賀の許しを得て(慶喜の情報が手紙しかないことに不安を募らせている)京都に行くことになる。それで・・・、何で
「徒歩」で京都に行くのだ?(どう考えても輿とか使う立場のような) しかもよしに狐扱いされてるし(いくらなんだって事
前に連絡が行くだろう)、よしが「誰?」って有り得ないだろう。まぁ松島、よし対決を面白おかしく描きたいからだろうけ
ど。

うめのピアノの上達ぶりが早い。教えているウォルトンに「彼女は天才だ」と言われている。それでウォルトン夫妻の通訳の侍
がうめのピアノに合わせてリズムを取っているのが面白い。なんかちょい役の割に無駄にイケメンで、調べたら野地将年(ちな
みに役名は松岡源三郎)というらしい。なんか体格がいいと思ったら大学時代トライアスロンをやっていたという事だった。

続きます