>>108
滅びるのは一瞬と思えるのは、大内と今川の両家かな。その凋落ぶりたるや…。
大内は、陶隆房の謀反が1551年、厳島で陶が毛利元就に完敗し、毛利による大内家滅亡が1557年。
(その間、たった6年…。)
今川は、桶狭間が1560年で、武田・徳川の挟み撃ちで領土を奪われたのが1568年。
(その間、ほとんど近いが8年ほど…。)
北条は氏康の死が1571年、織田と共同して武田を滅ぼしたのが1582年、小田原落城が1590年。
(約20年とすれば頑張った方。)

足利幕府時代は、武田家は大内や今川より勢力図でいえばかなり下。
尊氏以来の大内政弘の活躍、そして南北朝を通して活躍した今川了俊の存在があるから。
北条などは出来星大名の域。関東にかなり勢力を広げたけれども。
それに比べて武田家は、新羅三郎義光以来の歴史があるから、大内・今川とはまた違ったものがある。
信玄時代に大きな勢力にのし上がったけれど、400年超の歴史だ。

簡単に比べられないが、今でいったら三井グループがなくなる感じだろうか…。
大内や今川は(歴史の期間は違うが)、三菱グループがなくなる感じ。