徳川吉宗を主人公にして、吉宗が尾張徳川家の人間や血を分けた兄達をことごとく謀殺、ついに
将軍職に就任し、側近の者から「殿、悪うござりまするな」といわれ、にんまり笑みを浮かべるまでの
物語。名づけて「葵徳川三代」ならぬ「黒い徳川八代」