大好きな吉之助さあの為に必死でお金を借りる正助どん。
でも江戸に行った吉之助さあが羨ましくて「(自他ともに認める超有能な)
オイなら…オイはこげな所にいつまでおらないかんとじゃ」と嫉妬を露わにして
そんな自分を恥じる正助どん。

こういう伏線が、深い絆で結ばれながら敵味方になっていったラストの悲劇を
際立たせるものだ。