「英雄たちの選択」でも綱吉の「生類憐みの令」を詳しくやっていたね。
戦国の遺風が残っていて人間も動物も命を粗末にしたことや、弱者救済の政策は
別に新説でもなく昔から教科書にも書いてある。
授業で漢文の先生が儒教を広めて庶民や武士の意識改革をしたと言っていた。
戦国時代は骨肉の争いは普通だが、江戸後期になるとさすがに実行しなくなる。
SFで江戸時代人が戦国時代にタイムスリップしてその気性の荒々しさと簡単に人命を奪う
気風にカルチャーショックを受ける小説があった。

少年犯罪率が、戦前は平成の4倍だから修身教育が必要だったと言われている。
終戦直後も、乳児の孤児院で政府の配給目当てに200名の子供を引き取ったが、食べ物を与えず
全員餓死や病死させて逮捕された夫婦がいたし、戦争のおかげで人間の命をなんとも思わない
風潮は戦後も長く続いたよ。