西郷は戦乱で日本を焼き尽くしてその焼土の中から新しい日本人が生まれてその新しい日本人が欧米に対抗できる国家を作り上げるというカルト的な考えだからね、元々
幕末はその考えに基づいて謀略の限りを尽くして幕府を倒した
こういう危険思想の持主でないと革命を主導することなんてできないが、
こういう危険思想の持主には革命後の新しい国造りを主導することは無理
だから革命が成就した途端にもっとも危険で邪魔な存在になってしまうんだよね
第一部では西郷の危険思想も謀略もほぼ描かれていないからな
だからよく知っていないと第二部は非常にわかりにくいと思う