>>963
井伊・堀田 溜間詰
阿部家 帝鑑間詰

これは席次だけど、家格順に決まっていて、譜代大名では溜間詰が最高位で
帝鑑間がその下
溜間詰はその時点で将軍、老中に意見出来る最高顧問格、
その中でも井伊家は筆頭だから家老職であれば大老に限定される

老中首座交代にもこの席次が関わっていて、水戸斉昭と幕閣の対立が抜き差しならなくなって
幕府側で水戸斉昭を事実上後見していた阿部正弘は
堀田正睦を老中に推挙、堀田は溜間詰だから老中になった時点で阿部正弘より格上になって
阿部正弘は首座ではいられば自動的に老中首座交代になる。
西洋通である堀田に外交を任せると共に、阿部正弘が降格する形で譜代の顔を立てる
当面はヴェテランの平老中として差配する予定だったけど本人が急死してしまった