われわれはサヨク的教育によって
大政奉還や版籍奉還、廃藩置県という大改革があたかも
進歩的な人々が封建社会というアンシャンレジームを打破して
中央集権体制と近代国家を作り上げた、かのような
サヨク的な見方を刷り込まれてきたわけだが

実際は水戸にかぶれた連中による「一天万乗の理想社会」の出現に過ぎなかったのではないか

四民平等ですら
欧米の啓蒙思想ではなく一天万乗の下の平等
そう考えると腑に落ちる

よくよく考えてみれば田舎の下級武士ごときが
中央集権とか近代国家とかそんな小難しい構想で事を進めていたわけがないのだ