>>372-373
よく言われるけど
「真珠湾攻撃は日本に先に手出しさせたいチャーチルとルーズベルトの陰謀で誘導されて起こった」とか
「ソ連の建国はユダヤ人の陰謀でできた」とか
歴史の裏には誰かの陰謀が存在した、とかいう「謀略説」の魅力に囚われる人は一定数いるんだけど、
歴史というものは不確定要素が複雑に絡み合っているし、予想不可能な不測の事態もあるので
誰かひとり、もしくは一握りの天才たちが考え出した計画どおりに歴史を動かすなんて、
とても上手く行くもんじゃないというのを聞いたことがあるな
確かにその計画が発端になって歴史が転がり出す、ということはあるとは思うけど。
光秀がなぜ家康饗応の時に信長を暗殺しなかったのかといっても、その時はまだ意志が固まってなかったとか、
計画はしていたけど結局その場では成功してもすぐに自分も倒される可能性が見えて不発に終わったとか、言い訳はいくらでも立つな。