>>28
ドラマ的には、民=百姓で映像化しているが、おそらく西郷のイメージしていた民≒下級武士であろう

> たれもが「国民」になった。
>
> 不慣れながら「国民」になった日本人たちは、日本史上の最初の体験者として、その新鮮さに昂揚した。
> この痛々しいばかりの昂揚が分からなければ、この段階の歴史は分からない。
> 社会のどういう階層の、どういう家の子でも、ある一定の資格をとるために必要な記憶力と根気さえあれば、博士にも、官吏にも、教師にも、軍人にも、成り得た。
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> この時代の明るさは、こういう楽天主義(オプティミズム)から来ている

この「社会のどういう階層の、どういう家の子でも、ある一定の資格をとるために必要な記憶力と根気」
を持った人たちのこと。もちろん百姓もあり得たが、明治初年のころは「知能の知識もあるのに、
家柄で藩政にかかわれなかった人材」が大きかった