時代劇ロケの聖地、メガソーラー用地に 惜しむ声も
11/11(日) 0:09配信

時代劇ロケの聖地として知られた長野県富士見町の原野がメガソーラー発電所に様変わりすることになった。

周囲に森があり、ぐるりと見回しても人工物がほとんど目に入らないのが「中学林」の特徴。11年前、ここに着目したのは映画関係者だった。
諏訪圏フィルムコミッション(長野県諏訪市)の宮坂洋介さんによると、「年10〜15回はここで映画やCMの撮影が行われてきました」。
最近ではNHKの大河ドラマ「真田丸」や、映画「関ケ原」「忍びの国」が大規模なロケを行った。

 人工物が映らないことに加え、ロケ地としての魅力は(1)広い(2)東京から近い(3)国定公園外なので自由にセットを組める(4)撮影用の馬も近くにいる(5)駐車スペースがある――など。
「例えば大河ドラマだとスタッフ80人にエキストラが50人から100人います」と宮坂さん。「諏訪市や茅野市に宿泊するし、食事も地元で構えるし、経済効果は大きかったと思います」

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