何しろ、酔っ払って書き殴った誤字脱字だらけの駄文でスンマセン。
もっと削って足して、下手なりに文意を整えたいところだが、今もリアルで酔っ払いw

後白河即位はドラマ上は棚ぼたではない。乙前@青墓が歌う「遊びをせんとや」によって覚醒し、
生気満々の態で執政意思を表明した「要らぬ皇子」雅仁自らが手繰り寄せたものだ
(歴史的には、支配層の複雑な思惑と駆け引きが交錯した挙句のラッキー)。
そこで、本作の白眉と推奨したいシーンが、耽美的な青墓映像で見魅せた「誕生後白河帝」における、
即位直前の後白河vs清盛。
妖しくもエロチックな表情で、しかも歌手顔負けの美声で、乙前から学んだ「遊びをせんとや」
を朗唱した松田雅仁(生まれたこと自体が既にバクチじゃー)に対して、清盛は「何で御座りますか今の歌は。
私も昔聴いたような。あれが聞こえてこなんだら私は生きておらなんだでしょう」と応えた(アクセル全開で
善男善女を置いてきぼりにした「王者議定」への挿入シーン)。
つまりは、「遊びをせんとや」は、2人にとっても忠盛にとっても(もちろん、女御&舞子にとっても)、
各々の根源的な生き様を、彼らが直面した決定的局面において方向づけ、強烈にプッシュする歌なのであった。

こうして「遊びをせんとや」は、クドくなるれっきした「リクツ」があった。
それにしても、このような形で不詳俺のオツムとハートを刺激してくれる大河は他にないのだろうか?