>>27
無能であろうが無かろうが当時の日本の最大の責任者が東條であるのは間違いない
ユダヤ人を多く救ったとされる杉原千畝だが彼一人の判断だけでユダヤ人をすくえるはずはない
東條がOKしなければ救えなかったわけだ
アメリカはそれを知らないはずはなかったのになかった事にし東條一人を悪者にした
ユダヤ人は千畝以外にも東條を感謝しなければならない
それはともかくとして
彼を英雄にしたい気持ちは微塵もないが彼を描く事により当時の敗戦に向けて突き進む事になる日本を描ける
よくも悪くもね
また彼は日本の戦争責任を全て引き受けて天皇に何の戦争責任がない事を示した
まさに滅私奉公である
このあたりは今悲劇の英雄として称えられている石田三成と通じるものがある
そもそも有能な人物しか大河をしてはいけないというルールにしてしまったら半数の人物が該当外になる
たとえば徳川家康なんてずる賢くて運が良かっただけではっきり言って無能だ
俺がもし家康の立場なら俺でも天下とれるよ
神様に天下をとらせてもらった無能の人でしかない
また山内や昨年の直虎、何も成し遂げていないのに吉田松陰の妹というだけで主役になったり
結局主役が有能でなければいけないなんてもはや無関係なのである
また東條は日本の首相になったのは事実である
全く無能が首相になれるはずもない
逆に大名の息子は跡を継げる、たとえ無能であってもな
信長や伊達政宗が農民の息子なら何もできずに人生終わっていたであろう
東條は家柄に関係なく日本軍の偉いさんになり日本の首相になった
そして敗軍の最大の責任者として処刑された
これだけでも大河の主役になる資格はある