長岡で銀印「経文緯武」を見てきた。
銅と鋳鉄製の「日本政府之印」もあった。
家茂、慶喜時代の国書や老中文書に捺されていたようだ。どちらも今からするとあっさりした書体。
印のなりも素直。薄い肉付き。あくまでも実務向きか。



しかし、一番良かったのは慶喜の和歌一幅。
「楽しみはおのか心に有ものを 月よ花よと何もとむらむ」 
達観かはたまた自嘲か。
ひー様の面目躍如。