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歴史の大まかな流れ・基本事項はほぼナレーションやテロップで済ませているよな。

年表は諸々の出来事を起こった順に並べたものであるが、
時間の流れに即して事実を跡づけ、その推移の意義を考える歴史学的思考においては、
最も基本的であり、しかも概要もつかみやすいものだ。
歴史モノを扱うからには、年表は常に参照すべきものだ
(現代劇を扱う場合であっても、作中の出来事と時間の流れに注意することは重要であるが)。

歴史の大まかな流れ≒政治・社会上の重要事項(当時の制度や思想など)をきちんと理解していないクセに、
舞台装置や小道具、歴史上人物のこぼれ話的逸話などの小手先ばかりに力を入れて、
「歴史に詳しい」アピールをする制作陣(脚本家やプロデューサーなど)が多くないか。
考証の磯田にしても、古文書を読む能力には長けていても、
政治・社会全体の大まかな流れを把握する能力は優れておらんのか?