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「西郷どん」急失速の裏で「ポツンと一軒家」大成功の理由
                2018/10/14 06:00

 7日のNHK大河ドラマ「西郷どん」の視聴率が9.9%。
ついに1桁になってしまった。
この日の第37話は「江戸無血開城」と、物語の中では結構な見せ場、歴史的にも
エポックメーキングな話なのに、まさかの展開というしかない。

やはり9.9%は衝撃的だ。
先日、6月に亡くなった加藤剛を偲ぶとして、1976年の大河ドラマ「風と雲と虹と」の
最終回を放送していたので見てみたら、当時の大河はレベルが桁違い。
戦の場面も大勢のエキストラを使い、迫力がある。固唾をのんで見入ってしまった。
これが大河ドラマだったんだと。

今は大河どころか小河、いや“三級河川”ドラマになってしまい、そのスケール感も
魅力もなくなったのか。これからワーストを更新しないことを祈りたい。

番組は特番で何度か放送して好評だった「ポツンと一軒家」。
10月からレギュラーになった1発目。18時30分から2時間半スペシャルが放送された。

次回からは19時58分スタート。NHK大河も日テレもウカウカしていられない。