>>102
それは仮定の質問なのではと受け止めました。答えるにはむずかしい設問。でも書いてみよう。

現実に展開している大河ドラマ西郷どんは、現代女性からも現代男性からも気に入られてないが、
西郷隆盛は、描き方によっては、気に入られた可能性があったと思う。

そして中園ミホは『やまとなでしこ』『ハケンの品格』『Doctor-X』と女性主人公の民放ドラマで
大ヒットを飛ばした脚本家だ。いいかえれば、男の掘り下げ方さばき方が甘いように感じた。
ところがなんで西郷みたいな男くさい日本男児、ラストサムライにして、内村鑑三評するところの
「代表的日本人」の西郷隆盛を主人公とした大河ドラマの脚本を書く選択をしたのか、中園本人
から本放送終了後にぜひ説明または弁明を聞いてみたいわな。

だから女は駄目なんだ、という意見のほうには、あなたは『翔ぶが如く』を全否定されるのですか
と返せば片付く問題だ。大河の脚本家は男でも女でもどちらでもよい。ただし主人公が男の場合、
よその局で少なくとも一回は男性主人公のドラマで大ヒットさせた脚本家を選ぶべきだったのでは
という疑念をもっています。つまりミスキャストならぬミスライター。彼女を選んだNHKが一番悪い。