たとえば明治に入っての岐阜県士族のうち
「上等・中等」以上の割合
旧禄200石以上(3.2%) 60%
旧禄50石以上(8.0%) 40%
旧禄12石以上(30%) 45%
旧禄6石以上(46%) 24%
旧禄6石未満(13%) 27%
せいぜい1割程度の上士・中士階級は辛うじて食うに困ってないが、
9割を占める禄高50石未満の下士、卒は5〜7割が生活困窮者
幕末の武士という時にみんな中士かせいぜい下士くらいしかイメージしないが
7割は藩校で高度な教育を受ける機会もなく、貧窮に苦しむ足軽階級
士族解体で一番打撃を受けたのも上士なんかではなく、この階級