>>413
(あとがきより)
「ただ西郷は討幕後は自ら進んで形骸になってしまった。悲惨なことにその盛名だけは世を覆った。
 西郷は斉彬の弟子でありながら維新後の青写真を持たず、しかも幕末における充実した実像は
 そのまま維新後の人気の中で虚像となった」
「この作品では最初から最後まで、西郷自身も気づいていた西郷という虚像が歩いている」

以上が西郷に対する司馬の評価

桐野・篠原への評価については文庫本なら第8巻、第9巻あたり見たら分かる
まさかとは思うがお前読んでないのか?